Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Cisco ASA」のウェブVPNログインページ脆弱性 - 攻撃試行を確認

「Cisco Adaptive Security Appliance(ASA)」において、約10年以上前に公表された「ウェブVPN」のログインページに関する脆弱性が、攻撃の標的とされていることがわかった。

同製品のウェブVPNのログインページにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2014-2120」が存在。

Cisco Systemsでは2014年3月にアドバイザリをリリースしていたが、2024年12月2日にアドバイザリを更新し、同脆弱性が悪用されていることを明らかにした。

入力パラメータの検証に問題があり、細工されたリンクをユーザーにクリックすると、ブラウザ上で任意のスクリプトが実行されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv2」によるベーススコアは「4.3」、重要度は「中(Medium)」とレーティングされていた。

(Security NEXT - 2024/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
顧客情報含むハンディ端末が所在不明に - ミツウロコヴェッセル
サイトが改ざん被害、外部へ誘導される状態に - 京都府社会福祉協議会