ブラウザ「MS Edge」にアップデート、脆弱性2件を修正
マイクロソフトは現地時間11月21日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。2件の脆弱性を解消している。
「Chromium」のアップデート「同131.0.6778.86」「同131.0.6778.85」がリリースされたことを受け、これらをベースとする「MS Edge 131.0.2903.63」をリリースしたもの。
「Chromium」では、スクリプトエンジン「V8」における型の取り違えの脆弱性「CVE-2024-11395」を修正しており、これを反映。さらに「MS Edge」固有の脆弱性に対処した。
具体的には、なりすましの脆弱性「CVE-2024-49025」を修正している。ダウンロード時のURLが細工され、長い文字列を用いることで、ドメインの主要部分が省略されるおそれがあるという。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「4.3」と評価し、重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とした。脆弱性の悪用や公表は確認されていない。
(Security NEXT - 2024/11/25 )
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