Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome」にセキュリティアップデート - 重要度「高」3件を修正

Googleは現地時間10月22日、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性を修正している。

Windows、macOS向けに「Chrome 130.0.6723.70」「同130.0.6723.69」、Linux向けに「同130.0.6723.69」をリリースしたもの。

今回のアップデートでは、3件の脆弱性を修正した。いずれも重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

具体的には、拡張機能における不適切な実装の脆弱性「CVE-2024-10229」を修正。スクリプトエンジン「V8」に判明した型の取り違えの脆弱性「CVE-2024-10230」「CVE-2024-10231」に対処している。

同社では、今後数日から数週間をかけて順次アップデートを展開する予定。利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校児童の画像を含むカメラとメモリが所在不明 - 名古屋市
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
「バンダイCH」で個人情報流出の可能性 - ランサム被害は否定
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目