Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

紅茶専門店の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性

「カレルチャペック紅茶店公式通販サイト」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報含む個人情報が流出した可能性があることがわかった。

同サイトを運営するカレルチャペックによれば、ウェブサイトの脆弱性を突く不正アクセスにより、決済アプリケーションを改ざんされるなど侵害されたという。

不正アクセスにともない、2020年4月26日から2024年5月21日にかけて同サイトで会員登録をした10万3289人の氏名や住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、ログインIDとパスワード、配送先情報が流出した可能性がある。

また同期間中に同サイトでクレジットカード決済を利用したのべ5万8407人については、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードが流出した可能性がある。

5月22日にシステム会社から情報流出の可能性について連絡を受け、問題が発覚。5月28日より個人情報保護委員会へ複数回報告を行っている。同月30日には同サイトを停止し、6月5日にはウェブサイトでアナウンスも行っていた。

(Security NEXT - 2024/10/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念