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Synology製パーソナルクラウドストレージに深刻な脆弱性

パーソナルクラウドストレージを構築できるSynology製品「BeeStation」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

現地時間10月17日にセキュリティアドバイザリをリリースし、「Synology BeeStation Manager(BSM)」においてリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性について明らかにしたもの。

アドバイザリの公開時点でCVE番号は採番されていないが、識別子として「Synology-SA-24:15」が割り振られている。重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングした。

同社は脆弱性を修正した「BeeStation OS 1.1-65373」を提供しており、同バージョン以降にアップデートするよう利用者に呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/10/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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