DV被害者の住所含む書類を加害者へ誤交付 - 所沢市
埼玉県所沢市は、支援措置を申し出ているDV(ドメスティックバイオレンス)被害者の住所が記載された書類を、誤って加害者に交付したことを明らかにした。
同市によれば、DVの被害者で支援措置を受けている夫の住所を、加害者で別居中である妻に開示するミスが発生したもの。
支援措置申出者を保護するため、住所など含む住民基本台帳、住民票については閲覧や交付を制限することとなっているが、8月8日に本人による請求に対し、家族の住所などが記載された戸籍の附票写しを交付していた。
同月26日に妻の代理人が自身の住所の記載がある戸籍の附票の写しを持っていることに夫が気づき、翌27日に同市へ連絡したことで問題が発覚した。
妻から戸籍の附票の写しについて請求があった際、担当職員が支援措置対象者に関する書類の記載を見落とし、戸籍システムにおける附票発行抑止アラームの内容も不十分だったため、交付してしまったという。
(Security NEXT - 2024/09/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
クレカ会員向け福利厚生サービスで別人情報を表示 - システム不具合で
物流関連サービスへ不正アクセス、個人情報流出のおそれ - 西濃運輸
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性
「Chrome」のアップデートが公開 - 脆弱性5件に対応
サイクリングイベント参加者へのお礼メールで誤送信 - 栄村
サイトPWなど含む子育て家庭訪問事業の案内を誤送付 - 足立区
複数ECサイトで個人情報流出か、営業は再開 - ユニバーサルミュージック
「SonicWall SMA 100」シリーズに脆弱性 - アップデートが公開

