「Versa Director」にあらたな脆弱性 - 認証トークン漏洩のおそれ
Versa Networksのネットワーク管理プラットフォーム「Versa Director」にあらたな脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正するためのホットフィクスが提供されている。
オーケストレーションや管理に用いる「REST API」において、認証なしにログインしているユーザーの認証トークンが漏洩する脆弱性「CVE-2024-45229」が明らかとなったもの。
「認証トークン」を窃取されると、「API」を呼び出すために悪用されるおそれがある。ただし、脆弱性によってユーザー名やパスワードなどが取得されることはないとしている。
同社では脆弱性の重要度を、「高(High)」とレーティングした。研究環境ではすでに脆弱性の概念実証(PoC)が存在するが、悪用などは確認されていないという。
CVE番号を採番したHackerOneでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「6.6」、重要度を「中(Medium)」とレーティングした。
(Security NEXT - 2024/09/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Ivanti EPM」にセキュリティアップデート - 脆弱性3件を修正
口座振込通知書を誤送信、データ出力時のミス気付かず - 燕市
地域計画PDFに個人情報 墨塗りでも参照可能 - 小千谷市
国勢調査書類、未回答世帯の訪問時に紛失か - 大野城市
第三者がサーバより情報を窃取、データ暗号化は確認されず - プラ製品メーカー
患者に私的SMS、市立病院医師を懲戒処分 - 三浦市
WatchGuardのVPNクライアントに脆弱性 - Windows版に影響
Drupal向け「OAuth」サーバモジュールに認可バイパスの脆弱性
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か

