Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Versa Director」にあらたな脆弱性 - 認証トークン漏洩のおそれ

Versa Networksでは脆弱性を修正するホットフィクス「同21.2.3 September 12, 2024 Hot Fix」「同22.1.4 September 12, 2024 Hot Fix」「同22.1.3 September 12, 2024 Hot Fix」「同22.1.2 September 12, 2024 Hot Fix」をリリースしている。

また「同22.1.1」「同21.2.2」なども影響があり、修正が提供されているバージョンへ移行するよう求めた。

「Versa Director」に関しては、8月に画像ファイルを装って悪意あるファイルをアップロードできる脆弱性「CVE-2024-39717」が明らかとなっている

CVSS基本値は「6.6」、重要度は「中(Medium)」にとどまるが、すでに攻撃の標的となっている。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)においても、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に「CVE-2024-39717」を登録、対応を呼びかけていた。

(Security NEXT - 2024/09/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意