配信者のメルアドなど特定操作で閲覧可能に - 音声ライブ配信サービス
音声ライブ配信サービス「OTOBANANA」において、メールアドレスなど配信者の非公開情報を外部から一時閲覧できる状態だったことがわかった。
同サービスを運営するエイシスによれば、7月29日よりサービスのリニューアルにともなう改修作業を行ったところ、システム設定の不備に起因する不具合が発生したもの。
同日より8月30日にかけて特定の方法により外部から配信者のアカウントID、メールアドレス、任意登録の生年月日を確認できる状態だった。ユーザーからの連絡により判明したという。
対象となるのは、同期間に音声を投稿したり、ライブ配信を行った配信者で、9月4日の時点であわせて49件にのぼる。
問題の判明後、設定を修正した。今回の問題を受け、同社では今後外部協力のもと、セキュリティ対策の強化を進め、再発防止を図るとしている。
また「DLsite」をはじめ、同社や同社グループが運営する「OTOBANANA」以外のサービスへの影響については否定した。
(Security NEXT - 2024/09/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
ランサム被害で写真や動画が流出、調査を実施 - 横須賀学院
委託調査の関連データが保存されたPCを紛失 - 埼玉県
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
