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ランサムウェア「RansomHub」が猛威 - 7カ月で200件超の被害

具体的には、「Citrix ADC」の脆弱性「CVE-2023-3519」や「FortiOS」の脆弱性「CVE-2023-27997」をはじめ、「Apache ActiveMQ」の脆弱性「CVE-2023-46604」、「Atlassian Confluence」の脆弱性「CVE-2023-22515」、「F5 BIG-IP」の脆弱性「CVE-2023-46747」、「Zerologon」の脆弱性「CVE-2020-1472」などを悪用していた。

米当局では、今日からでもはじめることができる対策として、OSをはじめ、ソフトウェアやファームウェアについては、アップデートがリリースされ次第、すぐにインストールするよう注意を喚起。

さらにできるかぎり多くのサービスで「SMS」以外の多要素認証を導入するよう求めた。またフィッシングを報告する訓練の実施などを行うよう求めている。

また同ガイダンスを参考にし、システムを保護するよう呼びかけている。「RansomHub」によって悪用が確認されている脆弱性は以下のとおり。

CVE-2017-0144
CVE-2020-0787
CVE-2020-1472
CVE-2023-3519
CVE-2023-22515
CVE-2023-27997
CVE-2023-46604
CVE-2023-46747
CVE-2023-48788

(Security NEXT - 2024/09/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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