県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県

静岡県は、同県ウェブサイトで公開された資料において個人情報のマスキング処理に不備があったことを明らかにした。

同県が推進する情報公開において、事業概要や予算執行などに関する資料をウェブページで公開しているが、本来非公開とすべき一部個人情報が、マスキング処理などが実施されず、そのまま掲載されていたことが判明したもの。

2025年11月10日に沼津土木事務所の職員が、同県のウェブサイトで公開されているファイルに、用地補償契約者の相手方氏名がマスキング処理されず掲載されていることに気づいた。

同様のケースがないか照会したところ、ほかの6部署において同様の問題が存在することが判明。合計200人分の氏名が誤って公開されていたことがわかった。

具体的には、用地補償契約関連のほか、担い手育成総合対策事業費補助金の対象者、行政財産の貸付、使用許可の対象者、里親への委託前養育支援事業における里親、違反建築物に関する行政指導対象者などだという。

（Security NEXT - 2025/12/12 ）ツイート