Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

米当局、「Chromium」脆弱性を悪用リストに再追加

米当局は、ブラウザ「Chromium」に判明した脆弱性「CVE-2024-7965」を悪用済みリストに追加し、広く注意を呼びかけた。8月に入り2件目で、2024年だけで9件が登録されている。

現地時間8月28日、米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)が、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へあらたに「CVE-2024-7965」を追加したもの。米行政機関へ対応を促すとともに、利用者へ注意するよう求めた。

「CVE-2024-7965」は、「Chromium」が搭載するスクリプトエンジン「V8」に判明した脆弱性。アップデートがリリースされた現地時間8月21日の時点で悪用は確認されていなかったものの、8月26日にGoogleがアドバイザリを更新。その後悪用されていることが判明した。

同脆弱性は「Chromium 128.0.6613.85」「同128.0.6613.84」にて修正されている。同アップデートでは同じく悪用が確認されている「CVE-2024-7971」にも対応していた。「CVE-2024-7971」に関しては8月26日に「KEV」へ追加されている。

「Chromium」をベースに開発されているブラウザにおいても、これら脆弱性の影響を受けるおそれがあり、同庁では注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/08/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2026年3月15日〜2026年3月21日)
「Chrome」アップデート、クリティカル含む脆弱性26件を修正
3.3万人宛てメールで誤送信、グループごとにメアド表示 - NHK
CMS脆弱性を突かれ改ざん被害、名古屋短大など複数サイトに影響
ランサム被害で個人情報流出、受注や出荷が停止 - メディカ出版
日本とシンガポール、IoT製品セキュラベル制度で相互承認
明星食品のInstagramアカウントが不正アクセス被害
3月初旬修正の「Cisco Secure FMC」脆弱性が攻撃対象に
「SharePoint」「Zimbra」の脆弱性悪用に注意 - 米当局が注意喚起
ウェブメール「Roundcube」に複数脆弱性 - アップデートを公開