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会員や指導者情報など約76万件が流出 - 公文教育研究会

さらに同月時点で内部テストの受験資格を満たした一部の会員7万1446人に関する氏名、会員番号、学習教材、教室名、学年、受験可能な内部テストの種類、過去に合格した最高位のテストの種類などが含まれる。

くわえて同月におけるBaby Kumon会員9922人に関する氏名、生年月日、年齢、入会年月、教室名、保護者氏名のほか、内部テストを受験した2人に関する氏名、会員番号、教室名、受験テスト名、スコア、合格情報なども被害に遭った。

これらにおいて重複を除くと会員73万9714人が対象となる。

さらに指導者1万7481人に関する氏名、教室名、住所、教室電話番号、請求内容、マスキングされた金融機関の口座情報なども対象。8月20日の時点で個人情報の悪用などは確認されていない。

同社は、9月中旬をめどに、あらたに判明した対象者へ書面で報告を行う予定。ただし、Baby Kumonの会員ついては、住所や電話番号を保有しておらず、連絡が取れないため、対象者であるか確認したい場合はオンラインフォームより問い合わせるよう求めている。

(Security NEXT - 2024/08/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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