Palo Alto、アドバイザリ4件を公開 - 「PAN-OS」など複数製品の脆弱性に対処
Palo Alto Networksは現地時間8月14日、4件のセキュリティアドバイザリを公開した。アップデートを呼びかけている。
サードパーティ製ソフトウェアに起因するものも含め、「PAN-OS」や「GlobalProtect App」など複数製品であわせて34件の脆弱性に対処したもの。同社製品に明らかとなった脆弱性に関して、悪用は確認されていないとしている。
「Chromium」ベースの「Prisma Access Browser」では、月例のアップデートを実施し、「同127.100.2858.4」をリリースした。7月16日から8月6日にかけて実施された「Chromium」の4回のアップデートを反映しており、脆弱性31件が修正された。
Googleより「クリティカル(Critical)」とレーティングされた「CVE-2024-7532」「CVE-2024-6990」なども含まれるが、Palo Altoは共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアを「8.6」とし、重要度は4段階中、上から2番目の「高(High)」とした。
「Cortex XSOAR」では、「CommonScripts Pack」におけるコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2024-5914」を「同1.12.33」にて修正した。CVSS基本値は「7.0」とし、重要度は「高(High)」と評価している。
(Security NEXT - 2024/08/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
ユニフォームに個人情報入りメモリ、洗濯業者から回収 - 関越病院
ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年12月7日〜2025年12月13日)
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処

