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米子会社がランサム被害、詳細を調査 - 日本電解

電子基板向け電解銅箔の製造販売を手がける日本電解は、同社米子会社がランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。詳細について調査を行っている。

同社によれば、Denkai Americaで利用する社内ネットワークが第三者によって侵害され、ランサムウェアを用いた攻撃を受けたもの。

外部にデータが流出したことを8月2日に確認した。外部へ流出した可能性があるのは、同社グループの取引先に関する情報としており、詳細を調べている。

侵害された機器についてはネットワークから遮断。8月6日の時点でネットワークは通常どおり稼働しているという。日本電解のシステムに対する影響については否定している。

(Security NEXT - 2024/08/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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