Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「BIND 9」の脆弱性、関連機関がアップデートを強く推奨

「BIND 9」に複数の脆弱性が明らかとなった問題を受け、関連機関からもアップデートが強く推奨されている。

重要度が「高(High)」とされるサービス拒否の脆弱性「CVE-2024-0760」「CVE-2024-1737」「CVE-2024-1975」「CVE-2024-4076」が判明。

Internet Systems Consortium(ISC)では、これら脆弱性を解消したアップデート「同9.20.0」「同9.18.28」をリリースした。

日本レジストリサービス(JPRS)では、いずれの脆弱性も「緊急」としており、「権威DNSサーバ」「キャッシュDNSサーバ」のいずれもアップデートを強く推奨している。

またアップデートがリリースされたことを受け、日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)や、JPCERTコーディネーションセンターなども情報提供を行っている。

(Security NEXT - 2024/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
ランサム攻撃でシステム障害、情報流出の可能性 - 東海ソフト開発
保健所のデータ受渡用USBが所在不明、管理記録に不備 - 沖縄県
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
Appleの動画エンコーダ「Compressor」に脆弱性 - アップデートで修正
Zoho製アプリ監視ツールにコマンド検証回避の脆弱性 - アップデートで修正
別会員加入者リストがDL可能に、委託先操作ミスで - 札幌市中小企業共済センター
「CODE BLUE 2025」まもなく開催 - CFP応募は前年比約1.6倍
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
保育所で卒園児情報含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市