「FortiOS」にXSSなど複数の脆弱性が判明
Fortinetは、同社セキュリティ製品に搭載されている「FortiOS」に関する2件の脆弱性を明らかにした。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあたる現地時間7月9日にアドバイザリ2件を公開したもの。「FortiOS」にくわえて「FortiProxy」もこれら脆弱性の影響を受ける。
具体的には「SSL VPN」のウェブユーザーインタフェースに、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-26006」が判明した。標的とする利用者に悪意あるページのブックマークを行わせ、アクセスさせることで攻撃が可能になるという。
またIPアドレス検証機能に不備があり、細工したリクエストによって「IPアドレス」のブロックリストをバイパスできる「CVE-2024-26015」が明らかとなった。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると、「CVE-2024-26006」を「7.5」、「CVE-2024-26015」を「3.4」と評価している。
(Security NEXT - 2024/07/10 )
ツイート
PR
関連記事
Interop Tokyo 2025が開催中 - 恒例企画「ShowNet」が人気
「Interop Tokyo 2025」が6月開催 - テーマ「社会に浸透するAIとインターネット」
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省