「MS Edge」にセキュリティアップデート - Adobe製ソフトの脆弱性も修正
マイクロソフトは現地時間6月27日、ブラウザの最新版となる「Microsoft Edge 126.0.2592.81」をリリースした。5件の脆弱性を修正している。
ベースとなる「Chromium 126.0.6478.127」がリリースされたことを受け、アップデートを実施したもの。
「Chromium」で修正された脆弱性4件にくわえて、域外メモリを読み込み、リモートよりコードを実行されるおそれがある「CVE-2024-34122」に対処した。
「CVE-2024-34122」は「MS Edge」で使用しているAdobe製ソフトウェアに起因する脆弱性としており、AdobeによってCVE番号が採番されている。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.3」で、重要度を「警告(Moderate)」とレーティングした。
今回のアップデートで修正した脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-6290
CVE-2024-6291
CVE-2024-6292
CVE-2024-6293
CVE-2024-34122
(Security NEXT - 2024/06/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
GitLab、クリティカルパッチを公開 - 脆弱性17件に対応
「TSUBAME」の観測グラフを公開休止 - より利便性の高いデータ提供を検討
顧客情報含むUSBメモリが電車内で盗難 - トヨタホーム東京
サイバー攻撃被害が判明、影響範囲など調査 - 異物検査機メーカー
動画配信サービス「Hulu」にPWリスト攻撃 - 強制リセット実施
「Spring Framework」にパストラバーサルの脆弱性
「Spring Framework」に複数のDoS脆弱性 - アップデートで修正
「Apache OFBiz」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Ruby環境向け「SAMLライブラリ」に深刻な脆弱性
ランサム被害、委託先の設定ミスが侵入経路に - 不動産仲介会社