Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Phoenix製「UEFI」に脆弱性 - TPM保護を回避されるおそれ

パソコンやサーバにおいて起動制御に用いられるPhoenix Technologies製のファームウェア「UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)」に脆弱性が明らかとなった。

「CVE-2024-0762」は、「TPM(Trusted Platform Module)」を構成する変数処理のコードに明らかとなった脆弱性で、バッファオーバーフローが生じるおそれがある。脆弱性を発見、報告したEclypsiumは、「UEFIcanhazbufferoverflow」と名付けている。

Eclypsiumによれば、当初Lenovoの一部機種において脆弱性を発見したが、その後、特定のIntelプロセッサファミリにおいて実行される「Phoenix SecureCore UEFIファームウェア」に影響があることが判明したという。

具体的には「AlderLake」「CoffeeLake」「CometLake」「IceLake」「JasperLake」「KabyLake」「MeteorLake」「RaptorLake」「RocketLake」「TigerLake」などが対象となる。

ローカル環境より脆弱性を悪用すると権限の昇格が可能となり、ファームウェアにバックドアを埋め込まれると、上位レイヤーで動作するOSなどのセキュリティ対策を回避されるおそれがある。

(Security NEXT - 2024/06/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

採用内定式の案内メールを誤送信、メアド流出 - 江戸川区
GMO「デスクトップクラウド」で侵害 - 利用者から金融口座の不正操作報告
「Apache Tomcat」に脆弱性8件 - 「クリティカル」評価の脆弱性も
運用環境に第三者が不正侵入、1年以上前の痕跡も - デジタルアーツ
「CAPCOM ID」で情報流出、パスワードの不正変更も - カプコン
Android版「Firefox」に暗号関連の脆弱性 - 修正版が公開
「Splunk Enterprise」に複数の脆弱性 - 修正版が公開
「PHP」脆弱性、2024年に兆候把握も修正難航 - 公開前に混乱
「PHP」に2件の深刻なRCE脆弱性 - アップデートを公開
「LiteLLM」に不正プログラム混入 - 認証情報漏洩やコード実行のおそれ