Phoenix製「UEFI」に脆弱性 - TPM保護を回避されるおそれ
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」、重要度は「高(High)」とレーティングされている。
Eclypsiumは、「TPM」を用いていてもベースとなるコードに欠陥があれば意味がないと問題を指摘。
「Phoenix SecureCore UEFI ファームウェア」を実装している幅広いメーカーのPCが同脆弱性の影響を受ける可能性があるとしている。
脆弱性の報告を受けたPhoenix Technologiesでは、4月に緩和策をリリースしたと説明。ハードウェアベンダーに確認し、ファームウェアを最新バージョンに更新するよう呼びかけた。
Eclypsiumは、Lenovoと連携して対応を進め、Lenovoからは5月のアップデートで修正が行われたとしている。
(Security NEXT - 2024/06/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意