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WP向けプラグイン「SiteGuard WP Plugin」に脆弱性 - アップデートを

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「SiteGuard WP Plugin」に脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

同ソフトウェアは、ログインページを保護するため、URLの変更機能、管理ディレクトリへのアクセス制限、画像認証、ログインロックなど「WordPress」向けのセキュリティ機能を追加するプラグイン。

ログインページの変更機能を利用し、ログインページへリダイレクトを行わない設定としていた場合も、特定ファイルに対するアクセスをリダイレクトし、ログインページのURLが漏洩する脆弱性「CVE-2024-37881」が判明したという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「5.3」と評価されている。同脆弱性はSTNetの渡邉優太氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

同プラグインを提供するEGセキュアソリューションズでは、「同1.7.7」にて同脆弱性を修正しており、同バージョン以降へ更新するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/06/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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