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Fortinet、複数製品の脆弱性を修正 - VPN回避にも注意を

Fortinetは6月11日、セキュリティアドバイザリ8件を公開し、複数製品の脆弱性を修正した。

パッチチューズデーにあわせ、「FortiOS」に関するアドバイザリ5件をはじめ、「FortiSOAR」や「FortiPortal」に関するアドバイザリをリリースし、脆弱性へ対処したことを明らかにしたもの。

また「FortiClient」では、信頼できないネットワーク経由で接続する際、VPNトンネルの使用を回避されるおそれがある「TunnelVision」の脆弱性「CVE-2024-3661」の影響を受けることを明らかにした。

同社では、Windows版において「SSL-VPN」を使用する際の回避策を示すとともに、Windows版における「IPsec VPN」やmacOS版、Linux版については今後リリースするアップデートを適用するよう求めている。

(Security NEXT - 2024/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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