「Trend Micro Apex One」に7件の脆弱性 - アップデートで修正
Trend Microのエンドポイント向けセキュリティ対策製品「Trend Micro Apex One」に複数の脆弱性が明らかとなった。
同社は現地時間5月30日にセキュリティアドバイザリを公開し、権限昇格の脆弱性5件をはじめ、あわせて7件の脆弱性を明らかにしたもの。いずれもWindows版が影響を受ける。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアを見ると、権限の昇格が生じるおそれがある「CVE-2024-36302」「CVE-2024-36303」「CVE-2024-36304」「CVE-2024-36305」「CVE-2024-37289」の5件については「7.8」と評価。
サービス拒否の脆弱性「CVE-2024-36306」を「6.1」、情報漏洩の脆弱性「CVE-2024-36307」を「4.7」とした。
同社は脆弱性を修正したセキュリティアップデートをリリース。SaaS版についても5月のメンテナンスリリース「エージェントバージョン14.0.13139」にて対応した。
今回修正した脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-36302
CVE-2024-36303
CVE-2024-36304
CVE-2024-36305
CVE-2024-36306
CVE-2024-36307
CVE-2024-37289
(Security NEXT - 2024/06/11 )
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