Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

動画エンコードライブラリ「libaom」などに脆弱性 - アップデートで修正

動画コーデックである「AV1」のエンコード機能を提供するライブラリ「libaom」に脆弱性が明らかとなった。

一部関数で整数オーバーフローが生じ、ヒープバッファオーバーフローにつながるおそれがある脆弱性「CVE-2024-5171」が明らかとなったもの。

Googleでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアを最高値である「10.0」と評価している。

また動画コーデック「VP9」のライブラリである「libvpx」にも類似の脆弱性「CVE-2024-5197」が存在。CVSS基本値は「5.9」と評価されている。

これら脆弱性は、「libaom 3.9.0」「libvpx 1.14.1」にて修正が行われた。

(Security NEXT - 2024/06/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を
「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
放課後児童クラブでメール誤送信 - 個人情報印刷時に第三者へ
5支店で個人情報含む伝票を紛失、誤廃棄の可能性 - 興能信金
サポート詐欺で遠隔操作ツールをインストール - 和歌山の休日診療所