米当局、Linuxカーネルの脆弱性など3件を悪用リストに追加
一方29日に追加となった「CVE-2024-4978」は、Justice AV Solutions(JAVS)製の一部ソフトウェアに明らかとなった脆弱性。
同社は、法定や刑務所、議会などをはじめ、司法や政府向けの音声や映像を記録するソリューションを提供している。
「Justice AV Solutions(JAVS) Viewer」の一部インストーラが汚染されていることが判明した。録音された音声やビデオを再生する際に利用するソフトウェアのインストーラで、公式サイトで配布されていたという。
内部に悪意あるプログラムが混入しており、外部のコマンド&コントロールサーバへ接続されるおそれがある。
「同8.3.8」以降で修正されており、以前のバージョンを利用していた場合は、悪意あるプログラムが存在しないか確認し、クリーンな状態へ戻したり、認証情報をリセットするなど、最新情報をもとに対策を実施するよう呼びかけられている。
(Security NEXT - 2024/05/31 )
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