Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

通販サイトで個人情報流出の可能性、警察の連絡で発覚 - 長崎県物産振興協会

長崎県物産振興協会は、同協会が運営する通信販売サイト「e-ながさきどっとこむ」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報を含む個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同協会によれば、パトロールでサイトの異常を発見した警察より5月21日に連絡を受け、同サイトを侵害されたことが発覚。翌22日にサイトを停止した。

ウェブサイトの一部プログラムが改ざんされ、情報を窃取された可能性がある。フォレンジック調査に向けて企業の選定などを進めているが、システムの脆弱性を突かれた可能性があるという。

対象となるのは、ウェブサイトをオープンした2000年10月2日から2024年5月22日までに同サイトへ会員登録した約6万400人。

氏名、住所、電話番号、性別、生年月日、メールアドレスが含まれるほか、顧客が登録した約8万7000人分の届け先情報も流出した可能性がある。

(Security NEXT - 2024/05/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開