Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

GitLab、アップデートを公開 - 脆弱性7件を修正

GitLabは、複数の脆弱性に対処したセキュリティアップデートをリリースした。できるだけ早く最新版へ更新するよう呼びかけている。

現地時間5月22日に「GitLab Community Edition(CE)」「GitLab Enterprise Edition(EE)」向けにアップデートとなる「同17.0.1」「同16.11.3」「同16.10.6」をリリースしたもの。

7件の脆弱性に対処した。このうち1件については重要度を2番目に高い「高(High)」としており、他脆弱性については1段階低い「中(Medium)」としている。

重要度が「高」とされたのは、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-4835」。「gitlab.com」のコードエディタに判明した脆弱性で、アカウントの乗っ取りに悪用されるおそれがあるという。

バグ報奨金プログラムを通じて報告を受けたとしており、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.0」と評価されている。

(Security NEXT - 2024/05/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
個人情報含む伝票綴りを紛失、誤廃棄の可能性 - JAおきなわ
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金
県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県