IvantiのMDM製品にSQLiなど複数脆弱性 - アップデートがリリース
IvantiのMDM製品「Ivanti Endpoint Manager Mobile(EPMM)」に複数の脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正するアップデートが提供されている。
現地時間5月15日にセキュリティアドバイザリを公開し、「同12.0」および以前のバージョンにおける3件の脆弱性について明らかにしたもの。
具体的には、認証されたユーザーによってデータベースの操作が可能となる「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2023-46806」「CVE-2023-46807」や、ローカル環境における権限昇格の脆弱性「CVE-2024-22026」が判明した。
いずれも悪用には高い権限が必要としており、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.7」としている。
これら脆弱性は外部へ非公開のもと、報告を受けたとしており、アドバイザリの公開時点で悪用は確認されていないという。
同社は脆弱性を修正した「同12.1.0.0」をリリースした。ほかのサポート中のバージョンについては今後数週間以内にアップデートを提供する予定。
(Security NEXT - 2024/05/22 )
ツイート
PR
関連記事
米当局、Windowsに対するゼロデイ攻撃に注意喚起
サイバー攻撃でシステム障害、影響など詳細を調査 - おやつカンパニー
Apple、「macOS Sequoia 15.3.2」や「Safari 18.3.1」をリリース
Apple、「iOS 18.3.2」など公開 - 旧iOSにゼロデイ攻撃の可能性
MSが3月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性6件を修正
「Adobe Acrobat/Reader」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に
「OpenText Identity Manager」の脆弱性に注意 - 認証情報漏洩のおそれ
「Ivanti EPM」「VeraCore」が脆弱性攻撃の標的に - 米当局が注意喚起