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小学校で児童の指導要録や転学届の紛失が判明 - 名古屋市

名古屋市の複数小学校において「指導要録」や「転学届」など、個人情報含む書類の紛失が判明した。

同市教育委員会によれば、市内小学校で転出した児童1人の書類を転出先の学校へ送るため、4月16日に送付作業を行った際、児童の転入時に前籍校から受け取った「指導要録様式1」と「指導要録様式2」が見当たらないことが判明したもの。

すべての転入児童に関する書類を確認したところ、5月13日に別の2人に関しても同様に紛失していることが判明した。

指導要録様式1には、児童と保護者の氏名、住所、転入転学記録、在学中の学年と学級を記載。指導要録様式2には、児童の氏名、各教科の学習の記録、行動の記録、出欠の記録などが含まれる。

また別の小学校では、5月7日に児童1人から提出された「転学届」と「短期学区外通学承諾願」が所在不明となっていることが判明した。

(Security NEXT - 2024/05/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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