Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Aruba製アクセスポイントに深刻な脆弱性 - アップデートを

Hewlett Packard Enterprise傘下のHPE Aruba Networking(旧Aruba Networks)が提供するアクセスポイントに深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

現地時間5月14日にセキュリティアドバイザリを公開し、アクセスポイントが搭載する「ArubaOS」「InstantOS」の脆弱性あわせて18件を明らかにしたもの。いずれもバグ報奨金プログラムなどを通じて報告を受けたという。

8件の脆弱性については、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「9.8」、重要度が「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

具体的には、PAPIプロトコルの処理において認証なしにバッファオーバーフローを引き起こすことが可能となる「CVE-2024-31466」「CVE-2024-31467」「CVE-2024-31468」「CVE-2024-31469」やコマンドイジェクションの脆弱性「CVE-2024-31471」「CVE-2024-31472」などに対応した。

4件の脆弱性については重要度を「高(High)」、6件は「中(Medium)」とレーティングしている。

(Security NEXT - 2024/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み
Interop Tokyo 2025が開催中 - 恒例企画「ShowNet」が人気
「Interop Tokyo 2025」が6月開催 - テーマ「社会に浸透するAIとインターネット」
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意