Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「macOS」にセキュリティアップデート - 複数脆弱性を修正

Appleは現地時間5月13日、Mac向けに最新OSとなる「macOS Sonoma 14.5」「macOS Ventura 13.6.7」「macOS Monterey 12.7.5」をリリースした。

「macOS Sonoma 14.5」では、カーネルに明らかとなった「CVE-2024-27818」や、「Finder」に明らかとなった「CVE-2024-27827」をはじめ、あわせて21件の脆弱性を修正した。

一方、「macOS Ventura 13.6.7」では悪用が確認されている「CVE-2024-23296」を含む3件に対応。「macOS Monterey 12.7.5」では2件の脆弱性を解消している。

「macOS Sonoma 14.5」にて修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2023-42893
CVE-2024-23236
CVE-2024-27796
CVE-2024-27798
CVE-2024-27804
CVE-2024-27810
CVE-2024-27813
CVE-2024-27816
CVE-2024-27818
CVE-2024-27821
CVE-2024-27822
CVE-2024-27824
CVE-2024-27825
CVE-2024-27827
CVE-2024-27829
CVE-2024-27834
CVE-2024-27837
CVE-2024-27841
CVE-2024-27842
CVE-2024-27843
CVE-2024-27847

(Security NEXT - 2024/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開