ランサムウェア「Black Basta」に注意 - 500超の組織で被害、医療機関も
特に医療機関に関しては、取り扱う個人情報や診療への影響などから、「Black Basta」に参加する攻撃者にとって魅力的な標的になっているとして警鐘を鳴らした。
セキュリティアドバイザリでは、標的とする脆弱性をはじめ、攻撃活動で悪用が確認されたソフトウェア、悪意あるファイルのハッシュ値、同グループが関与すると見られるドメインなどの情報を提供している。
米当局では、同グループによる攻撃の影響を抑える対策を実施するよう注意を喚起。
重要インフラ組織において今日からすぐに実施すべき対策として、OSやソフトウェア、ファームウェアについてアップデートがリリースされたらすぐに更新し、できるだけ多くのサービスで多要素認証を活用するよう求めた。またフィッシング攻撃対策のトレーニングなどもあわせて推奨している。
(Security NEXT - 2024/05/13 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
ファイル管理ツール「File Browser」に脆弱性 - 依存ライブラリに起因
空部屋ポストに未配達の郵便物か、住民から連絡 - 徳島
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「無印良品」通販の顧客情報が流出か - 物流委託先がランサム被害
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
非常勤医師が自宅でサポート詐欺被害、内部に患者情報 - 和歌山の病院
メール誤送信で商談会出展事業者のメアド流出 - 大阪府
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ

