Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

自宅で業務のため持ち出したUSBメモリを紛失 - 静岡県

静岡県は、生活排水課の職員が個人情報含むUSBメモリを持ち出し、紛失したことを明らかにした。

同県によれば、5月2日に生活排水課の職員が自宅で業務を行うためにUSBメモリ1個を持ち出したもので、翌3日朝に自宅で紛失していることに気づいたという。

紛失したUSBメモリには、下水道業務に関わる有識者など10人分に関する氏名や住所が保存されていた。

同職員は警察と交通機関に紛失を届けた。また同県では対象となる有識者に対し、電話で説明と謝罪を行っている。

今回の問題を受け、機密情報が含まれるデータを持ち出さないなどの公文書の持ち出しルールについて改めて周知し、やむを得ず持ち出す場合は、モバイルパソコンやデータ送信システムの活用などセキュリティの高い方法を用いることを徹底するとしている。

(Security NEXT - 2024/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意