Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Drupal」の「PWAモジュール」に脆弱性 - 設定変更のおそれ

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Drupal」の開発チームは、モジュール「Progressive web applications(PWA)」に関する脆弱性について明らかにした。

現地時間4月24日にセキュリティアドバイザリをリリースし、「PWA」に関する脆弱性に対処したことを明らかにしたもの。

同アドバイザリにおいてCVE番号は示しておらず、識別子「SA-CONTRIB-2024-017」が割り振られている。

同モジュールにおいて設定フォームへのアクセスが保護されておらず、脆弱性を悪用すると権限のないユーザーが設定を表示したり、変更することが可能だという。

脆弱性の重要度は、5段階中、上から2番目にあたる「クリティカル(Critical)」とした。

同モジュールを利用している場合は「同8.x-1.5」にアップデートするよう開発チームでは呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/05/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Zimbra」に複数の深刻な脆弱性 - 最新版へアップデートを
約款などの訂正案内メールで誤送信が発生 - 北陸ガス
中学校教諭が個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 呉市
ライオン海外子会社のショッピングサイトが改ざん被害
行政機関向け資産管理システム「Cityworks」に脆弱性 - すでに悪用も
次年度「SecHack365」に向けてオンライン説明会を開催
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に深刻な脆弱性
「MS Edge」がリリース - 独自含む脆弱性10件を解消
先週注目された記事(2025年2月2日〜2025年2月8日)
サンリオ関連会社でランサム被害 - 個人情報が流出した可能性