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X線読影システムのランサム被害、VPN経由で侵入 - 埼玉県健康づくり事業団

被害に遭ったX線画像読影システムには、X線画像や超音波画像、付随する情報として氏名、年齢、生年月日、性別、検査日、ID、撮影番号、問診、所見と判定、モアレ検査画像など約94万人分が保存されていた。ただし、住所や電話番号、市町村名、事業所名は含まれない。

同団体では関連する自治体に調査結果を報告。報告を受けた自治体では内容を公表するとともに、対象者と連絡を取るなど対応を進めている。

同団体では、バックアップデータを用い、セキュリティ対策を講じた新システムを12月までに構築する予定。被害にあったシステムは破棄するとしている。

(Security NEXT - 2024/05/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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