子ども預かり支援サイトで設定ミス、非公開の氏名が閲覧可能に - 横浜市
横浜市は、4月2日から運用を開始した横浜市地域子育て支援拠点サイトにおいて、本来閲覧できない会員の氏名が別の会員から閲覧できる不具合があったことを明らかにした。
同市によれば、業務委託先の開発段階で設定ミスがあり、本来非公開となるべき氏名を参照できる状態となっていたもの。4月20日に会員から連絡があり、問題が判明した。
同サイトでは、横浜子育てサポートシステムにおいて、子どもを預ける「利用会員」と、預かる側の「提供会員」に関する情報を管理。預かり依頼にあたり事務局が調整を行っている。
本来調整段階では、相手の氏名は非公開となっており、依頼成立後に相互の氏名を確認できるが、活動実績の出力機能において、依頼が成立しなかった会員の氏名も参照できる状態だった。
サイトの運用開始から同機能を停止まで、会員156人が援助活動報告書の出力画面にアクセス。そのうち提供会員131人が最大78人の利用会員の氏名を、利用会員25人は最大15人の提供会員の氏名を閲覧することができた。
(Security NEXT - 2024/05/09 )
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