高額療養費支給申請書を紛失、ゴミと取り違えられた可能性 - 川崎市
神奈川県川崎市は、宮前区役所において国民健康保険高額療養費支給申請書が所在不明となっていることを明らかにした。
同市によれば、3月支給分の国民健康保険高額療養費支給申請書404件を紛失したもの。295世帯分の情報が記載されている。
具体的には、世帯主氏名、住所、電話番号、マイナンバー、被保険者証記号および番号、振込先金融機関情報、高額療養費額、支給申請額のほか、診療を受けた被保険者の氏名、生年月日、医療機関、実日数、一部負担金の額などが含まれる。
本来であれば、申請書は決裁後に月ごとのファイルに移し替えて保管することとなっているが、これらファイルを綴らず、担当者が自身の足元に箱に入れて保管していた。
4月8日に申請書が見当たらないことに気づき、周辺を探索するも発見できず、同月22日に上長へ報告した。
(Security NEXT - 2024/05/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生

