高額療養費支給申請書を紛失、ゴミと取り違えられた可能性 - 川崎市
神奈川県川崎市は、宮前区役所において国民健康保険高額療養費支給申請書が所在不明となっていることを明らかにした。
同市によれば、3月支給分の国民健康保険高額療養費支給申請書404件を紛失したもの。295世帯分の情報が記載されている。
具体的には、世帯主氏名、住所、電話番号、マイナンバー、被保険者証記号および番号、振込先金融機関情報、高額療養費額、支給申請額のほか、診療を受けた被保険者の氏名、生年月日、医療機関、実日数、一部負担金の額などが含まれる。
本来であれば、申請書は決裁後に月ごとのファイルに移し替えて保管することとなっているが、これらファイルを綴らず、担当者が自身の足元に箱に入れて保管していた。
4月8日に申請書が見当たらないことに気づき、周辺を探索するも発見できず、同月22日に上長へ報告した。
(Security NEXT - 2024/05/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ