Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正

「PHP」の開発チームは現地時間4月12日、セキュリティアップデートとなる「同8.3.6」「同8.2.18」「同8.1.28」を公開した。

今回のアップデートでは、CVEベースで4件の脆弱性に対処したほか、複数のバグについて修正を行っている。

具体的にはコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2024-1874」、CookieのSecure属性をバイパスされるおそれがある「CVE-2024-2756」、ハッシュ化されたパスワードの検証不備「CVE-2024-3096」、処理のループが生じる「CVE-2024-2757」などを解消した。

開発チームでは、セキュリティリリースと位置づけており、「同8.3」「同8.2」「同8.1」の利用者に対してアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/04/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性
「GitLab」に複数脆弱性 - セキュリティパッチをリリース
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
県営住宅入居者の個人情報含む書類、強風で飛散 - 愛知県
個人情報含む道路占用届書をメール誤送信 - 国交省
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto