Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消

GitLabは現地時間4月10日、セキュリティアップデートとなる「GitLab 16.10.2」「同16.9.4」「同16.8.6」をリリースした。複数の脆弱性やバグを修正している。

今回公開したアップデートでは「GitLab Enterprise Edition(EE)」において4件、「同Community Edition(CE)」では3件の脆弱性を解消した。いずれもバグ報奨金プログラムを通じて報告された脆弱性だという。

重要度が上から2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性は2件。クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-3092」「CVE-2024-2279」を修正した。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、いずれも「8.7」と評価している。

のこる2件「CVE-2023-6489」「CVE-2023-6678」は、重要度が1段階低い「中(Medium)」とされるサービス拒否の脆弱性。後者については、EE版のみ影響を受ける。

(Security NEXT - 2024/04/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
「Cisco ISE」の複数脆弱性を狙う攻撃が発生 - 早急に対処を
サイトDBより個人情報流出の可能性 - リゾート施設運営会社
2Q「JVN iPedia」登録は1万件超 - 98.7%が「NVD」情報
Bitnamiの一部「Helm Chart」に脆弱性 - 機密情報漏洩のおそれ
セミナー申込フォーム、確認設定から他者が閲覧可能に - 山口県
日本語学習支援施設のサイトが改ざん被害 - 横浜市
フォームで個人情報が閲覧可能に、社内共有時のミスで - スーパーチェーン
サーバがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 川崎設備工業
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少