WPとGoogleドライブを統合するプラグインに深刻な脆弱性
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「Integrate Google Drive」に深刻な脆弱性が明らかとなった。
同ソフトウェアは、「Googleドライブ」上に保存されたファイルを「WordPress」より参照するなど、両者を統合できるプラグイン。
「同1.3.8」および以前のバージョンにおいて、認証が欠如している脆弱性「CVE-2024-2086」が明らかとなった。
同脆弱性を悪用すると、認証なしにプラグインの設定を変更したり、プラグインに関連付けられた「Googleドライブ」へアクセスしてデータを取得したり、書き込み、削除などを行うことができるという。
DefiantのWordfenceは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを最高値の「10.0」と評価。重要度をもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
同脆弱性については、3月15日にリリースされた「同1.3.9」にて修正されているという。
(Security NEXT - 2024/04/04 )
ツイート
PR
関連記事
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高