スマートフォンアプリ「Yahoo! JAPAN」にXSSの脆弱性
LINEヤフーが提供するスマートフォンアプリ「Yahoo! JAPAN」に脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。
クロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2024-28895」が明らかとなったもの。iOS版、Android版のいずれも影響を受ける。脆弱性の悪用などは確認されていないという。
同脆弱性を悪用されると、端末内の他アプリより同アプリのWebView上で任意のスクリプトを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「5.0」と評価されている。
同脆弱性は、ブロードバンドセキュリティの志賀拓馬氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
Android版では、2月9日にリリースされた「同3.162.0」にて修正。iOS版は、3月25日にリリースされた「同4.110.0」にて修正されている。
(Security NEXT - 2024/04/02 )
ツイート
PR
関連記事
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
顧客情報含むハンディ端末が所在不明に - ミツウロコヴェッセル
サイトが改ざん被害、外部へ誘導される状態に - 京都府社会福祉協議会