Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

米当局、脆弱性3件の悪用に注意喚起 - FortinetやIvantiの製品が標的に

また2021年12月に公表された「Ivanti Endpoint Manager」の脆弱性「CVE-2021-44529」が「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ追加されている。

Ivantiでは、セキュリティアドバイザリでCVSS基本値を「8.3」、重要度を「高(High)」と評価。一方米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、CVSS基本値が「9.8」、重要度が「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

Nice(旧Nortek Security & Control)が商業施設向けに提供しているアクセス制御製品「Linear eMerge E3-Series」において2019年に判明したコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2019-7256」も攻撃の標的となっているという。

「NVD」ではCVSS基本値が最高値である「10.0」、「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

「Linear eMerge E3-Series」については複数の脆弱性が明らかとなっており、CISAでは産業制御システムにおける脆弱性のひとつとして3月5日にセキュリティアドバイザリを公開していた。

(Security NEXT - 2024/03/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

県立高で奨学金申請希望一覧表を生徒に誤配付 - 新潟県
新規就農者向けの研修案内メールで誤送信 - 諫早市
ランサムウェア被害による個人情報流出を確認 - 日本セラミック
都校務支援システムに不具合 - 102校の健診データを誤登録して喪失
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
シルバー人材センターで広報配布名簿を置き配、所在不明に - 北広島市
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
【特別企画】専門家13人が「生成AI時代」のセキュリティを多角的に解説