Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超

「違法情報」とされる3万3200件において、わいせつな画像の掲載が1万4854件と約44.7%を占める。預貯金通帳などの譲渡について勧誘する行為が7552件、規制薬物の広告が6516件で続く。

フィッシングなど「識別符号」について不正に入力を要求する行為は1222件の通報が寄せられた。前年の1681から27.3%減となっている。

1222件のうち、1197件については国外に関する案件だったとし、国内案件である25件のうち19件を警察へ通報した。1年を通じて不正アクセス行為を助長する行為に関する通報は寄せられなかったという。

「重要犯罪密接関連情報」と分類された4876件を見ると、このうち約9割にあたる4411件が犯罪実行者の募集だった。

(Security NEXT - 2024/03/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
放課後児童クラブでメール誤送信 - 個人情報印刷時に第三者へ
5支店で個人情報含む伝票を紛失、誤廃棄の可能性 - 興能信金
サポート詐欺で遠隔操作ツールをインストール - 和歌山の休日診療所
「GitLab」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
「Apache HTTPD」にアップデート - 脆弱性5件を解消