Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JRA海外駐在員事務所でフィッシング被害 - メールボックスに不正アクセス

日本中央競馬会(JRA)は、海外駐在員事務所の職員がフィッシング攻撃の被害に遭い、個人情報などが外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同会によれば、駐在員事務所に勤務する職員がフィッシングメールにだまされる被害に遭い、同職員が利用する現地プロバイダのメールボックスが不正アクセスを受けたという。

メールボックスに保存されていたJRA職員および競馬関係者のメールアドレス約500件や、送受信したメールが外部に流出した可能性がある。

同団体では関係者に対し、必要な対応を講じたと説明。また日本国内において同団体が管理する顧客情報への影響については否定している。

(Security NEXT - 2024/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
能登半島地震被災地域の登録セキスペ、登録更新申請期限迫る
添付ファイルと宛先の確認不足が重なる誤送信が発生 - 大塚商会
福岡飲食店のECサイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
グリコでシステム障害、冷蔵食品を出荷停止 - 再開は5月中旬予定
2024年1Qの脆弱性届け出は243件 - 前四半期比約2割減
教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性