「iOS」「iPadOS」のゼロデイ脆弱性について注意喚起 - 米当局
「iOS」および「iPadOS」にゼロデイ脆弱性が明らかとなったことを受け、米当局は注意喚起を行った。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)が現地時間3月6日に、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ「iOS」「iPadOS」に判明した脆弱性「CVE-2024-23225」「CVE-2024-23296」を追加したもの。
Appleでは、これら脆弱性に関する悪用の報告があるとし、前日5日に公開したセキュリティアップデート「同17.4」にて修正したことを明らかにしている。旧端末向けには「同16.7.6」を公開した。
いずれもカーネルにおいて読み取りや書き込み権限を持つ場合に悪用が可能としており、メモリ保護をバイパスされるおそれがあるという。
同リストに追加された脆弱性は、悪用を防止するため米行政機関では一定期間内に対応することが求められる。また脆弱性そのものは広く悪用されるおそれがあり、対象製品の利用者は注意が必要。
(Security NEXT - 2024/03/07 )
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