Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ATMの取引情報が記録された記録媒体を紛失 - 杜の都信金

杜の都信用金庫は、現金自動預払機(ATM)の取引情報などが記録された光ディスクを紛失したことを明らかにした。誤って廃棄した可能性が高いとしている。

同金庫によれば、2023年12月15日に泉中央支店において書類整理作業を行っている際、所定の場所にCD-ROM1枚が保管されていないことが判明したという。

同メディアには、2020年1月11日から同年9月4日までに、泉中央支店内ATMにおける取引情報1万9679件が保存されていた。

取引先情報は5503件含まれており、氏名、電話番号、口座情報、取引金額、残高、防犯カメラの画像などが記録されている。データは暗号化されていた。

廃棄する書類に混入して、誤って廃棄した可能性が高いとしている。

(Security NEXT - 2024/03/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開