ライブラリ「libuv」にSSRFの脆弱性 - アップデートで解消
非同期入出力などに利用されるライブラリ「libuv」に脆弱性が明らかとなった。2月初旬のアップデートにて修正されている。
ホスト名を256文字に切り捨てるため、サーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)が可能となる脆弱性「CVE-2024-24806」が明らかとなったもの。
CVE番号を採番したGitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.3」、重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」評価。
一方米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、CVSS基本値を「9.8」、重要度をもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
同脆弱性は、2月7日にリリースした「libuv 1.48.0」にてバグとともに修正された。「Node.js」ではコアにおいて同ライブラリを実装しているが、現地時間2月14日にリリースしたセキュリティアップデート「Node.js 21.6.2」「同20.11.1」「同18.19.1」にて「CVE-2024-24806」の修正が反映されている。
(Security NEXT - 2024/02/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意