「Node.js」にセキュリティアップデート - 複数脆弱性を修正
「Node.js」の開発チームは、現地時間2月14日にセキュリティアップデート「同21.6.2」「同20.11.1」「同18.19.1」をリリースした。
今回のアップデートでは、CVEベースであわせて8件の脆弱性に対応した。重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性は4件だった。
Linuxにおいて権限を昇格し、コードインジェクションが可能となる「CVE-2024-21892」をはじめ、細工されたHTTPリクエストによりサービス拒否に陥るおそれがある「CVE-2024-22019」、パストラバーサルの脆弱性「CVE-2024-21896」、権限処理の不備「CVE-2024-22017」に対応した。
このほか、重要度が「中(Medium)」とされる4件の脆弱性に対処している。
くわえてHTTPクライアント「undici」やライブラリ「libuv」、「OpenSSL」などをアップデートし、これらソフトウェアに含まれる脆弱性を解消した。
今回「Node.js」において修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2023-46809
CVE-2024-21890
CVE-2024-21891
CVE-2024-21892
CVE-2024-21896
CVE-2024-22017
CVE-2024-22019
CVE-2024-22025
(Security NEXT - 2024/02/16 )
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