Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Palo Altoの「PAN-OS」に5件の脆弱性 - アップデートにて修正

Palo Alto Networksの機器に搭載されている「PAN-OS」に複数の脆弱性が明らかとなった。いずれも脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

脆弱性によって影響を受ける「PAN-OS」のバージョンは異なるが、CVEベースで「CVE-2024-0007」をはじめとする5件の脆弱性が明らかとなったもの。

「CVE-2024-0007」は、「Panorama」のウェブインタフェースに明らかとなったクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性。今回明らかとなったなかで共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアがもっとも高く、「6.3」と評価されている。

このほか、ウェブインタフェースにおけるセッション管理の脆弱性「CVE-2024-0008」や、検証の不備により、本来制限されているIPアドレスからVPN接続を確立できる「CVE-2024-0009」のほか、反射型XSSの脆弱性「CVE-2024-0010」「CVE-2024-0011」などに対応した。

いずれもCVSS基本値が「5.4」から「5.1」と評価されており、重要度は「中(Medium)」。アップデートにて修正されている。

(Security NEXT - 2024/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

イベント案内メールで誤送信、参加者のメアド流出 - 氷見市
サンプルコードなどの既知シークレット流用、サイト侵害の原因に
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
海外グループ会社でインシデント、影響を調査 - 電通グループ
2月に「セキュキャン2026フォーラム」開催 - 活動成果を募集
「CSIRTスタータキット」の改訂版を公開 - 日本シーサート協議会
柏崎刈羽原発説明会の情報公開文書でマスキング漏れ - 新潟県
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開