「PHP」に複数の「クリティカル」脆弱性 - アップデートで解消
PHPの開発チームは、現地時間2026年5月7日にセキュリティアップデートをリリースした。深刻な脆弱性などを解消している。
ブランチによって修正された脆弱性は異なるが、今回のアップデートではCVEベースであわせて11件の脆弱性を解消している。なかでも「CVE-2026-6722」「CVE-2026-7261」「CVE-2025-14179」「CVE-2026-6104」の4件については影響が大きい。
「CVE-2026-6722」は、「PHP」でSOAPクライアントやサーバ機能を提供するエクステンションのリクエスト解析処理に起因する「Use After Free」の脆弱性。解放済みメモリが参照され、リモートよりコードを実行されるおそれがある。
また「CVE-2026-7261」は、「PHP」の「SoapServer」において「SOAP_PERSISTENCE_SESSION」を利用する構成で発生する「Use After Free」の脆弱性。リクエスト処理でエラーが生じた際、破棄したオブジェクトへの参照が残存。メモリ破壊や情報漏洩、プロセスのクラッシュにつながる可能性がある。
さらに「PDO_Firebird」では、NULバイトを含む文字列の処理に問題があり、SQLインジェクションが可能となる「CVE-2025-14179」が判明。「CVE-2026-6104」は、文字列のエンコード処理を行う関数に判明した脆弱性。域外のメモリを読み取り、情報漏洩やプロセスのクラッシュにつながるおそれがある。
(Security NEXT - 2026/05/15 )
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